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PC苦手でも大丈夫!Python初心者が1日かかる業務を30分に短縮できた話
「Pythonって難しそうだし、事務職には関係ないよね」
そんなふうに思っていた私が、たった30分で1日分の仕事を終わらせた話を聞いてください。
私も最初はそう思っていました。パソコンが得意な方ではないし、データ操作なんてExcelで十分だと思っていたんです。
でも、ある日「この1万件の顧客データから該当者だけ抜き出して、システム内のチェック欄をクリックしておいて」と上司から依頼されて──
正直、気が遠くなりました。
それでも諦めずにPythonを使ってみた結果、3日かかっていた業務が、30分で完了するようになったんです。
本記事では、Python初心者の私が「SQL+PyAutoGUI」で業務を自動化できた体験談を詳しく紹介します。
「自分にもできそう」と思えるヒントを持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
✅もともとの業務フロー(Before)
私が担当したのは、特定条件に該当する顧客に対して、システム上でチェック欄をチェックを付与する作業です。
- 顧客データ:約1万件(社内システムに格納)
処理内容:
- 指定条件(例:契約期間や支払い状況)に該当する会員の抽出
- 抽出したリストをもとに、手作業で1件ずつシステム上のチェック欄を入力
😩 困っていたこと:
- 手作業でのチェックは1人ずつ画面を開いて確認&入力
- 入力ミスのリスクが高く、何度も確認が必要
- 作業に3日以上かかることもあり、気が重かった
✅Pythonでどう解決したか(After)
Pythonでの自動化アプローチは、以下の2段階です。
-
SQLでのデータ抽出
社内の顧客管理システムから、Pythonを使ってSQLを実行。
条件を満たす会員のみを抽出して一覧データ(CSV)にまとめました。 -
PyAutoGUIでの自動クリック操作
CSVで抽出した該当者リストをもとに、
PyAutoGUIを使ってシステム画面を自動で操作。
マウスの動き・クリック・キー入力を再現し、チェック欄にチェックを自動で入力。
→ 特定の会員番号を入力し、対象者だけに処理を実行
✅実際に得られた効果
- 作業時間:3日(8時間×3) → 約30分
- 処理ミスゼロ(人の手が入らないので安定)
- 上司:「これはすごいね、もう1回お願いできる?」
- 同僚:「それ、自動でやってるの?すごすぎ!」
PCが苦手でも、「手順が明確なルーチン作業」ならPythonは本当に強力です。
✅まとめ:文系でもここまでできた!小さく始めるPython活用
この経験から感じたのは、
「Pythonは敷居が高い」ではなく、「道具として使えると超便利」ということ。
文系・事務職でも、少しずつ触っていけば、
- 業務時間の大幅短縮
- 精度の向上
- 上司や同僚からの評価アップ
が実現できます。
📌「まずは自動入力」から始めてみてください。
簡単な成功体験が、自信につながります!