「ITなんて一生関わらない人生だろうな」──そう思っていたのに、ある日突然「君、システムのデータ分析もやってね」と言われました。
私のPCスキルは、ワード・エクセル・アウトルックがせいぜい。なのに、何故このようなことに。
しかも追い打ちをかけるように、前任者は自己顕示欲モンスター。プログラミングが得意で何でも自動化してくれていたのはいいのですが、引継ぎゼロ。むしろ「僕がいなくなったら困るよね〜」と優越感に浸るタイプ。結果、彼の望んだとおり異動初日から現場は大混乱。
──というわけで、「これは私が学ぶしかない!」と腹をくくりました。
とりあえず雑誌から始めてみよう:日経PC21に再挑戦
問題は「何から学べばいいか」。ITの世界は広すぎて、地図がないと迷子まっしぐら。そこで目に留まったのが日経PC21です。
- 5年前にも挑戦 → 用語が呪文で2〜3冊で挫折
- 今回はリベンジ&背水の陣で定期購読
- 「まずは書いてある通りにやってみる」作戦を採用
結論:やっぱり難しい。けれど、前よりはわかるところも増えました。これが地味に嬉しい。
読んでみた正直な感想:用語が敵キャラに見える件
誌面に登場する「プロトコル」「ドライバ」……いや、それ戦隊ものか何かの必殺技かよ?とツッコミたくなりました。
PCがいきなり敵キャラに見えて、ページをめくる手が震えました。
それでも救いの一撃になったのが、「カメラの特殊撮影で遊ぼう」という特集。
「おお、これなら私にもできそう!」と、楽しい入り口を見つけて気持ちがふっと軽くなりました。こういうワクワク系の企画、初心者には本当にありがたい。
初心者あるある:インストール直後にアンインストール事件
日経PC21のおすすめソフトを入れてみることに。マニュアル片手に、よく理解しないままとにかく書いてある通りに進めた結果──。
「よし終わった!」と思ったら、最後の手順はまさかのアンインストールでした。
画面に表示されたメッセージを見て絶句。努力が瞬間蒸発。
でも、これが初心者への洗礼なのかもしれません。いまは貴重な失敗談として理解しています。
5年前との違い:小さな理解が自信になる
以前は「何言ってるのか分からない」で終わっていた箇所も、今回はうっすら輪郭が見える。
例えば、ストレージやブラウザの基礎知識、セキュリティの初歩など、「完全な未知」から「聞いたことはある」にレベルアップ。小さな理解でも積み上げると、確かな自信になります。
- 🔸 わからなくてもページを進める癖がついた
- 🔸 できなくても一回は手を動かすようになった
- 🔸 失敗しても笑い飛ばせる余裕が出てきた
基礎の地ならしは雑誌で。
当時の最終目標は、前任者が残した“ブラックボックス”を、「自分で作って自分で直せる」ものに置き換えることでした。
派手さはないけれど、現場が回る仕組みを地道に自分の言葉(コード)で作っていきたいと思っていました。
IT初心者の学び方:私が決めた3つのルール
- わからなくても10分はググる。 それでだめなら一旦寝かせる。
- まずは触る。 設定・インストールは怖いけど、やってみないと始まらない。
このルール、初心者に意外と効きます。完璧主義は封印。小さく前進が正義。
まとめ:難しくても、気楽に進もう
IT初心者が雑誌を片手に悪戦苦闘するのは、正直しんどいです。
でも「難しい!わからない!」で終わらせず、学びを続けていければ少しずつでも成長できるはず。
- ✅ 日経PC21は、初心者の入り口としてちょうどいい
- ✅ 5年前に挫折した内容も、今回は少しだけわかる
- ✅ 次はプログラミングへ。まずは
Hello World
から
もし今、同じように「何から始めればいいか分からない」と悩んでいるなら──まずは雑誌を1冊、机の上に置いてみるのもアリです。
一緒に気楽に少しずつITスキルを育てていきましょう!
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