今日もエクセルの海を泳ぎながら、ふと頭に浮かぶのは同じ一言です。
「これ、プログラムを書けたら一瞬で終わるんじゃない?」
わかっています。私だってわかっているのです。でもコードを書くスキルが足りない。これが当時の、私の一番の悩みです。
複数テーブルを相手にする毎日
私の仕事は、社内システムからあふれ出るデータと格闘すること。
部門ごとに散らばった複数のテーブルからデータを取り出し、エクセルでマージし、集計して分析、さらに修正を加えてグラフ化。
書くだけで長い。実際にやるともっと長い。
あちこちからコピー&ペーストを繰り返しているうちに、気づけば一日が終わっています。
脳内では「Python様」が輝いている
「ここを自動化できたら…」と妄想が止まりません。
Pythonでデータをサクッと処理、SQLで複数テーブルを華麗にJOIN。
頭の中ではスクリプトがピカピカ光りながら勝利のファンファーレを奏でています。
でも現実は、VLOOKUPとピボットテーブルで肩こりと戦う日々です。
プログラミング学習は亀の歩み
プログラミングの勉強をまったくしていないわけではありません。
Pythonの入門本を少しずつ進め、SQLのSELECT文もなんとなくわかるようになってきました。
ただ、仕事で使えるレベルにはほど遠い。
気がつけば「for文はお友だち」から「for文?あれどこかで会ったような…」に逆戻りしている始末です。
エクセルとの攻防戦
特に苦しいのは、複数テーブルからデータを取り込んでマージする作業。
人が作ったエクセルにはクセがあり、半角スペースと全角スペースが仲良く混在。
「一致しないセルはどれだゲーム」開催中に心はどんどん削られていきます。
気づけばSUM関数のカッコを閉じ忘れてエラー表示が真っ赤。
そのたびに、頭の中のPython様が「僕なら一瞬だよ」と優しくささやきます。
でも、前に進むしかない
それでも私はあきらめません。
たとえ今は亀の歩みでも、一歩ずつPythonとSQLのスキルを積み上げていけば、未来の自分がきっとエクセル地獄から救い出してくれるはず。
実際、ちょっとした自動化に成功したときの喜びは、宝くじ当選レベル(当たったことはないけど)のはず。
同じ気持ちのあなたへ
もしこの記事を読んで「わかる…」と頷いている方がいたら、一緒に学びましょう。
一日5分でも、if文ひとつでもいい。
未来のあなたは「プログラムを書けたら早いのに…」から「プログラムを書いたら早かった!」に変わるはずです。
まとめ:小さな前進を笑おう
今はまだコードを書けなくても大丈夫。
「できない辛さ」も「今日の1行」も全部、自分の成長の糧。
エクセルとの戦いの中で、Python様を妄想しながら少しずつでも進んでいきましょう。
気づいたら、あなたも私も「プログラミング初心者」から「頼れる自動化マスター」に近づいているはずです。
さあ、次は本棚で眠っているPython入門書を1ページだけでも開いてみましょう。
今日も小さな一歩を、一緒に。
少し前に「今の時代は新しいことがすぐに古くなるから、その道のエクスパートに習うほうが効率がいいかも」ということをどこかで聞きました。一理あるなぁ🤔